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和モダンの家 一般住宅 洋風

シンプルなデザインに格子と梁の和の心
kaw様邸

Kaw邸(新潟県新潟市)
<延床面積>
224.85m2(68.00坪)
<構造>
木造軸組工法 2階建

外観

家族の気配を感じられる吹き抜けとスキップフロアの構成

新潟市街地に近い閑静な住宅街。実家に近いこの場所に、K様は4人家族のための家を新築されました。

できるだけシンプルに、というご希望をもとに、隣接して住宅が立て込んでいるため、箱型の外に対して閉ざした外観に。街路側の開口部は高窓として、視線をずらしたかたちとなっています。和を感じさせるスタッコ調の塗り壁やシックな外観も印象的です。

敷地に余裕があるわけではありませんが、内部に入ると広々とした開放感を感じさせます。玄関脇・ダイニング横やリビング前の光庭に緑があふれ、室内のどこにいても空間へのつながりが感じられます。風が抜け、光が入る室内空間です。特に玄関脇の苔庭は小スペースでありながら、この家にとって大きな潤いをもたらしています。

ひと部屋ごとに区切るのではなく、連続して室内全体の空間を作り上げるという発想で、2階個室以外は一体の空間づくり。アイランド型の開放的なキッチン、その脇のダイニングテーブルは奥様と子供たちの会話の場所。家族のコミュニケーションが一番のテーマとなっています。リビング上部は吹き抜けとなり、家族の交流の場でもあるプレイルームは2階の一段低い場所に設けられ、1階のLDKとの連続性を重視。2階ホールは途中に段差があり、その先にプライベートな個室を確保しています。

リビング

和室から格子越しにリビング・キッチンを見通す

洗面所、バスルーム

光を多く取り入れた明るいバスルーム

光庭

リビングから見た光庭。訪問者の気配も庭を通して感じられる

現代の和室には現代のしつらいを

床の間周りは、最近ではあまり見られなくなったカシュー塗り。幕板にガラスを使い、LDKとの間には格子を設け、格子戸を開閉して、連続しても分割しても使えるモダンな和室になっています。LDKに使われている構造・化粧梁も、室内を落ち着いた雰囲気にしています。

家相にも神経を使い、建築家に依頼されたというK様。玄関やトイレ、排水、下水の位置などは慎重に決めたとのこと。2階寝室からは、北側の川沿いにある桜並木を眺められるようにという配慮も。収納も豊富に確保されています。

リビング、キッチン

天井は梁をあらわしにして和モダンの雰囲気に

リビング

リビングから光庭が臨める

施主様の声

家づくりの経緯

住宅展示場をいくつも見学しましたが、自分達家族の思いと一致した住宅に出会えませんでした。父の紹介で(有)三善建築設計事務所の小林さんと1~2度面談をし、「この方なら家族の思いや夢を実現出来るのではないか」と思い、依頼をしました。

住んでみての感想

広いリビングダイニングとそこにつながる和室、そこには家族の交流の場がある。笑顔が見られる明るい1階と、2階の子供達のプレイルームとが吹抜けを介して繋がり、のびやかな空間となりました。思い通りの住まいが出来、私達家族だけでなく両親共々喜んでくれています。家づくりを通して、家族の絆がより一層深まりました。

施主様の声 写真

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