信濃川の川沿いに位置し、広域的な文化、経済、社会の中核として開発された「クロスシティ -新潟新都市-」。
ここに計画した支所は、地区計画等を考慮した植栽・色彩計画、災害時の避難施設にも対応できるインテリジェントビルである。
その外観は、あたかも信濃川に浮かぶ「はこぶね」である。
- 所在地
- 新潟県新潟市
- 構造
- 鉄骨造 1階
- 延床面積
- 655m2
信濃川の川沿いに位置し、広域的な文化、経済、社会の中核として開発された「クロスシティ -新潟新都市-」。
ここに計画した支所は、地区計画等を考慮した植栽・色彩計画、災害時の避難施設にも対応できるインテリジェントビルである。
その外観は、あたかも信濃川に浮かぶ「はこぶね」である。
この接骨師会館は市街地の中に、運営事務スペース、連盟室、小会議室、多目的ホールを持ち、コンパクトな建物に多機能を備えた、都市型のオフィスである。
1階の多目的スペースの上部に位置する、事務スペースゾーンは、来訪者の気配を感じられ、外部からの侵入を防ぐように配した。
外観は落ち着いたグレーカラーで、都市の中に溶け込ませ、内部はカラフルな色彩で、来訪者の心を和ませる。新しいインテリジェントビルの提案である。
外観は、シンプルな中にもバラエティに富んだ色彩の楽しさを感じられるように提案した。園児達がいつも笑顔でいられるように明るく開放的な保育室とした。構造柱や梁を壁や天井に現し、建物全体に木の表情が感じられるよう工夫した。
ショールームとテクノショップ(整備工場)をキャノピーで結び、ツインショールームとしての一体感を持たせている。裏にかくれたテクノショップではなく、もうひとつのショールーム機能を、この新しい試みの配置計画により生み出した。
これからのショールームに対するひとつの提案である。
車をより身近に感じてもらうため、地域に溶け込むデザインであること…。
そのためのキーワードは『ぬくもり』だった。外壁は、長岡にまだ残る古い町家に見られるせがい梁と雁木をモチーフにした。
内観にも大断面の集成材など木をふんだんに使い、素材の暖かさで車を包み込んだ。
子どものためのキッズコーナーや中2階のギャラリーは親子そして地域の人々が気軽に車とふれあい、語り合える自由で暖かみのある空間構成とした。
弥彦山を望み、田んぼの中のジェラート店、米店、八百屋などが立ち並ぶ一角に計画したレストランの併用住宅である。
弥彦山と他の各店舗に客席を向け、一帯を包むように配置している。これにより、一帯の建物群に更なるまとまりを持たせ、各店舗間のネットワークをより有機的に結びつける。
木造大断面工法を活用したオフィスである。無機質になってしまいがちな事務所空間を、木の仕上げを見せる事で豊かな親しみのある空間とした。まるでリビングにいるような居心地のよい演出は、訪れる方々がついつい長居してしまうようなオフィス空間として提案した。
ロビー、廊下、客室、コンベンション等、どのゾーンにおいても、どの場所にたたずんでも、清流"太田川"を感じ取れるよう、山、緑、花、雪、風、月と人とが調和するように配置した。そして「山脈と木々と、川、空、地と全ての自然が大きなアトリウムを創り出し、全ての時がひとつになる」そんな願いを込めて、花舞台を創った。