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安心感と愛着 病院・診療所

雁木感覚の通路から建物へ、地域の人が安心と愛着を抱く巧みな設計。
A様邸

和田内科医院 (新潟県新潟市 旧西川町)
<延床面積>
352m2(106.48坪)
<構造>
鉄筋造 平屋建(一部小屋裏付)

外観

伝統的要素を取り込んだ新しい伝統美

地域医療の重責を担う医院の新築工事は、一般住宅とは異なるコンセプトではあるが、この委員は住宅の心を持った住まい方を取り込んだ医院である。

健康不安を感じながら訪れる人々に安心感を抱いてもらえる建物。軒と反対の妻側が道路に向いた妻入り屋根が点在し、伝統的な雁木も見られる町並みに調和する建物。これが小林の重要な設計テーマだった。

ここに見出しが入ります

写真で分かるように、現代的にアレンジした美しい妻入り屋根のデザイン、木と鉄骨とタイルを組み合わせたモダンな雁木通りは、明るく、楽しく、美しい建物美を表現している。人々が集う寄ったかりの空間である。

内部も、ステージになる待合の畳空間があり、寄席や講演会などの催しに利用できる新しい提案である。

がん木の通路

伝統的ながん木作りの通路が建物に続く

内観 畳

寄席や講演会も催される畳座の待合空間

庭

通路と建屋の間に設けられた庭

リビング・ダイニング

受付や待合室に木を使ったことで温かみや安心を感じられる雰囲気に

坪庭

日暮れの早い冬でも温かな灯火が訪れる人々に好評

施主様の声

家づくりの経緯

友人から紹介された何人かの建築家と面談し、(有)三善建築設計事務所の小林ツトムさんにお願いをすることにしました。何度かお会いし打合せをするなかで、人柄も私と共通するものがあるのを感じ、依頼することとしました。独創的でありながら親しみの持てる診療所の提案でした。

開院してみての感想

地域性を大切にした外観は、町のランドスケープとしてたたずんで見えます。雁木は訪れる人々に親しみを感じさせ、明るく開放的な待合室からは中庭が見渡せ、まるで住宅にいるような温かさのある診療所です。小林さんに頼んで良かったと思います。

施主様の声 写真

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