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絆をひとつに 歯科医院代表事例

ドクターと患者さんの絆をひとつにするユニバーサルデザインの歯科医院
小林歯科医院

こばやし歯科医院(新潟県新潟市)
<延床面積>
206.89m2(56.72坪)
<構造>
木造在来工法

外観

ここに見出しが入ります

患者さんへの心配りと、ドクターそして、スタッフの動きに細やかな配慮。木組みと弧を描く明るい空間配置が特徴の歯科医院である。

医院という緊張感のある空間の中で、どれだけ患者さんの心をなごませ、ドクターとスタッフの精神的、肉体的負担を軽減できるかが設計のポイントであった。この設計も小林のイマジネーションを基にした多くの提案がなされた実例である。

目配りできるのびやかなレイアウト

まず車いす対応の受診体制ができている。玄関前のスロープから診療室の診察代まで、そのまま乗り降りせずに行くことができる。医院内はゆったりとレイアウトされ、診療室は弧を描く窓面から、外を眺めながら治療が受けられる。診療室と待合室はガラスチューブで分けられて、診療室内の様子は気配のみわかるようになっている。外光や天窓からの光を受けて、両スペースともに明るく、ドクターとスタッフが目配りできるのびやかなレイアウトが秀逸。全体に梁や柱の木組みが見えていて、やわらかな雰囲気が漂う空間になっている。

勾配天井の診察室

診療台はすべて窓を向いてレイアウトされている

診療室

天窓から光が入り込む明るい診療室

待合室

玄関から待合室。車椅子でも降りることなく入れるユニバーサルデザイン

診察室

患者さんもドクターとスタッフも動きやすい設計

施主様の声

家づくりの経緯

改築工事にあたり、知人から(有)三善建築設計事務所を紹介してもらった。歯科医院の設計実績も多くあり、いくつかの完成物件を見せてもらい、依頼をすることにした。

開院してみての感想

患者さんの立場を考えたバリアフリーの診療室では、車椅子の回転にも考慮した。扇形に広がる診察ユニットの配列は、ドクターと患者の移動に考慮した配置である。暗くなりがちな部屋の中心部に差し込むトップサイドライトの光は、安心感を与えてくれる。随所に見られる小林さんの手法に改めて感心し感謝の心である。

施主様の声 写真

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