
構 造 : RC構造
延べ面積: 5,862㎡


沼垂小学校の校舎は、施設の老朽化が著しいことから、
校舎を全面改築し、地域に開かれた施設として
教育環境の改善を図る目的で建築した建物である。
この敷地は旧新発田藩の米蔵跡地であり、
140有余年の歴史を持つ小学校である。
中庭、前庭、グラウンド脇など広い敷地の内に多様な樹木が多く植栽されている為、
樹木のことを考えた提案が必要とされた。
また、周辺には神社などがあり、
昔ながらの土地に溶け込む提案も必要とされた。
校門から続く長い『杜』を抜けると校舎の入口が開けて見え、
この『杜』は隣接する幼稚園の園児や、
地域の人々の憩いの場としても利用される。







教室にはベランダを設け日差しの直射を和らげ、
その内装は木を多用し、
人にやさしく暖かい雰囲気を持たせている。


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